意外と早く読めた

ヤング・スタンダード 斜陽 (集英社文庫)

ヤング・スタンダード 斜陽 (集英社文庫)

よかったよかった。

没落していく人々を描いた太宰治の代表作で、没落していく高級階層の人々を指す「斜陽族」、斜陽という言葉自体も国語辞典で「没落」を指すという意味の言葉を生みだした。

バーイwiki、とのことですが。わたし「斜陽族」のこと、ヒッピーとかそんなんと混同していて(苦笑)。当時太宰治に影響されて行動を起こした人々のことなんだと思ってました。全然ちげー。

巻末の「鑑賞」に風間杜夫が「人間合格」って舞台をやったって書いてますが、これもうすぐ岡本健一くん(KATEのパパン!)がやるんだねー。「月刊ローソンチケット」ってフリー情報誌で見ました。確かに健ちゃんさんてちょっと太宰ぽいとこある感じするね。

その情報誌で健ちゃんさんが、

今は井上さん(作家・井上ひさし)が参考にしたという「晩年」を読んでいます。

って言ってるので、気が向いたらこっちも読んでみようと思います。